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【キミスイ】通り魔に桜良が刺される意味はなぜ?オチや伏線ついてまとめてみた

【君の膵臓をたべたい】通称キミスイ・住野よるさんの小説「きみのすいぞうをたべたい」

2017年に実写映画・2018年にアニメ映画化され、たくさんの賞を受賞した話題作です。

この物語の膵臓の病気にかかって余命宣告されている桜良(さくら)が余命を全うすることなく通り魔から命を奪われてしまう。

本日は通り魔に刺された意味はなぜなのか!とことん追求していきますので最後までお付き合いください。

キミスイ通り魔に桜良が刺される意味はなぜ?

本題のなぜ桜良が通り魔によって命を落としたかについて考察していきます。

キーワードは余命宣告!映画を観ている人はここに注目しているはずです。宣告されているのに旅行や走ったりしているけど大丈夫なの?


なにを伝えたかったのか…それは

人の死は突然起こる

余命宣告されているから宣告が訪れるまでは大丈夫だと思いがちですが、いつ何が起こるのかわかりませんよね。

考えてみて下さい!もしこの映画で通り魔によって桜良が刺されて命を落としていなかったら、何を伝えたい作品なのかわかりません!

【君の膵臓をたべたい】のタイトル、相手の中に生き続けるという意味だと思われますが、これは人の死が突然起こり後悔が残ってしまうだから、後悔や償いの為に私の中に生き続けてほしい。そういった意味が込められているのではないでしょうか。

残らない為にどうするのか?桜良自身の行動が答えなのでは…

誰にも関わらない「僕」主人公の春樹に伝えたいこと、言いたいこと、わかってもらいたいこと、それを今相手に伝えないと明日もいつもと同じ日常がくる保障はないんだから後悔するよ!という桜良の気持ちが伝わってきます。

なぜ通り魔なのか?

桜良は学生なので、自ら事故を起こすことはないので、もらう事故から考えていきます。

この作品で表現されていない感情があるのにお気付きですか?

それは…憎しみです。

通り魔の理由が、この憎しみからわかってきます。作品の中で通り魔の顔、絶対に許さないなど相手を恨むような表現はされていないと思います。

もし通り魔の素性が明かされたらどうなるのか・・想像できますよね。

犯人は誰なんか?気になりますが犯人が誰なのか誰にもわかりません!作品を手掛けた方も分からないと思います。

犯人の考察などありますが、犯人が分かってしまったらこの作品は、違う展開、違う作品になるのでは・・

あまり気付かれない隠れた凄くいいところなんです。

憎しみ0%・今を大切に100%で生きろ。

オチや伏線ついてまとめてみた

2018年にアニメ映画化された中にオチがありました。実写化から一年後のオチですが…

死を知った「僕」主人公の春樹は膵臓の病気を持った桜良は残り少ない命で生きる、生きられると勝手に思い込んでいたが、世界は差別をしない。

この作品中全てにおいてメッセージが込められていたんです。2回観るとさらに納得すると思います。

「僕」が手にした桜良の遺言?最後に図書室の本に隠されていた手紙も、明日もいつもと同じ日常がくる保障はない、だから伝えたい、伝えらえなかった分伝えてほしい、伝えられなかった事に対して後悔はしてほしくない、桜良の最後メッセージ。

最後メッセージが届いたようで、僕が桜良の友達(恭子)にお友達になってと言ってましたね。日々後悔がないように今を大切に100%で生きろ。じゃないですか!

実写化の方が話がまとめられていて納得する内容なのでメッセージが伝わって来ると思います。

まとめ

【キミスイ】通り魔に桜良が刺される意味はなぜ?

なぜ通り魔なのか?

オチや伏線ついてまとめてみた

についてお伝えしてきましたが、まとめると…

  • キーワードは余命宣告だが予想外の展開
  • 人の死は突然起こる
  • 今を大切に100%で生きろ
  • 伝えたいメッセージがたくさんある

観てからの感想は一つの作品としてすごくまとまりがある。伝えたいことも明確になっていて観ている側をのめり込ますような強いメッセージが隠されているように思えました。

この記事を読んで共感したいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。